脇汗知らずのさわやかな夏を迎えましょう | 横浜市青葉区の美容皮膚科・形成外科あらおクリニック

2025.05.01

気になる脇汗、どーにかなりませんか?というお悩みには脇汗治療です。

 

 
そろそろ汗の季節がやってきます。
脇汗、なんとかしたい!というご相談も増えてくる季節です。
脇の汗染みや臭いが気になる方には、早めの対策が急務となります。
今回は脇汗に悩む人必見!脇汗の原因とメカニズム、そして脇汗治療について解説します。
 


 

 

それでは順番に、詳しく見ていきましょう。

 


 

①脇汗が出る仕組みとは

脇汗は、体温調節のために汗腺から分泌されるものです。

特に脇の下には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類の汗腺が存在します。

エクリン汗腺は、主に水分を分泌し、体温を下げる役割を担っています。

一方、アポクリン汗腺から出る汗は脂質やタンパク質を多く含み、皮膚の常在菌と反応して特有のにおいを発生させることがあります。

脇汗が多く、かつにおいが気になる場合は、アポクリン汗腺の活動が活発な可能性も考えられます。

 

 

②多汗症と普通の脇汗の違い

日常生活で少し緊張したり、暑いと感じたときに出る汗は、生理的な現象です。

しかし、病的なレベルで脇汗が多くなる場合は「原発性腋窩多汗症」と呼ばれる疾患の可能性があります。

原発性腋窩多汗症とは、明らかな原因がないにもかかわらず、日常生活に支障をきたすほど脇汗が多い状態を指します。

診断基準には、「左右対称に多量の汗をかく」「週に1回以上発生する」「発症年齢が25歳以下である」など、複数の条件があります。

単なる汗かきと違い、原発性腋窩多汗症は医師による診断が必要となります。

 
 

③ストレスと脇汗の関係性

精神的なストレスがかかると、自律神経のうち交感神経が優位になり、汗腺が刺激されます。

これにより、特に脇の下など特定の部位に大量の汗をかくことがあります。

この現象は「精神性発汗」と呼ばれ、緊張やプレッシャーを感じたときに特に起こりやすいのが特徴です。

例えば、人前で話すときや試験を受けるときなど、強い緊張を感じる場面で脇汗が急に増える場合は、このタイプの可能性が高いです。

精神性発汗は意識して止めることが難しく、適切な対策が必要になります。

 

 

④脇汗が多い人の共通点

脇汗が多い人にはいくつかの共通点が見られます。

まず、遺伝的な要素が関与している場合があり、家族に同様の症状を持つ人がいるケースが多いです。

また、BMI(体格指数)が高い人は体温が上がりやすく、それに伴い汗の量も増える傾向があります。

さらに、ストレス耐性が低い人や緊張しやすい性格の人も、脇汗が出やすい傾向にあります。

これらの要素が複合的に絡み合うことで、脇汗の量が多くなるケースが見受けられます。

 
 


 

脇汗ケアで注目されるミラドライとは

脇汗ケアで注目されるミラドライについて詳しくご紹介します。

 

 
 
 

①ミラドライの基本メカニズム

ミラドライとは、マイクロ波エネルギーを利用して汗腺を破壊する医療機器です。

皮膚の表面を冷却しながら、汗腺のある層にのみエネルギーを集中させるため、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えつつ、汗腺を効果的に除去できます。

治療は局所麻酔を行ったうえで実施され、切開を伴わないため、手術による傷跡が残らない点が大きな特徴です。

ミラドライはFDA(アメリカ食品医薬品局)にも認可されている、安全性と効果が認められた治療法です。

ミラドライの施術時間は通常片側30-40分ですが、あらおクリニックのミラドライは「ミラドライ・フレッシュ」という機種で、従来のミラドライよりも短時間での施術が可能です。

 

 

②ミラドライの効果と持続期間

ミラドライによって破壊された汗腺は再生しないため、効果は基本的に半永久的とされています。

施術直後から汗の量が大幅に減少するケースが多く、1回の施術で80%以上の発汗抑制が見込まれることもあります。

においの原因となるアポクリン汗腺も同時に除去されるため、制汗だけでなく、わきが対策にも有効です。

ただし、体質によっては効果の実感に個人差があり、稀に2回目の施術が必要となることもあります。

効果の持続性と満足度が高いため、長期的な脇汗ケアを希望する方に適した選択肢といえるでしょう。

 

 

③ミラドライのメリットとデメリット

ミラドライの最大のメリットは、効果が長期間持続することです。

また、施術当日から日常生活に復帰できるため、仕事や学業を長期間休む必要がありません。

切開手術と比べて、感染症リスクや傷跡の心配が少ない点も安心材料の一つです。

一方、デメリットとしては、施術直後に腫れや内出血、感覚鈍麻などの一時的な副作用が出ることが挙げられます。

また、施術費用が比較的高額であり、保険適用外となるため、自己負担での支払いが必要です。

 
 

④ミラドライを受けられる人・受けられない人

ミラドライは、原発性腋窩多汗症に悩む方や、わきがの症状が気になる方に適しています。

特に「汗を根本から抑えたい」「長期的な効果を望んでいる」という方に向いている施術です。

ただし、ペースメーカーなど医療機器を体内に埋め込んでいる方、妊娠中の方、重度の皮膚疾患を持つ方、施術部位に腫瘍がある場合などは、施術を受けられない場合があります。

施術を検討する際には、事前に施術を行う医師による適応判断を受けることが必要です。

 
 


 

脇汗ケアに人気のボトックス注射とは

脇汗ケアに人気のボトックス注射について詳しくご紹介します。

 

 

①脇汗ボトックスの仕組み

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から作られるたんぱく質製剤を脇に注射する治療法です。

ボツリヌス毒素は、神経伝達物質であるアセチルコリンの分泌を抑制する作用を持っています。

これにより、汗腺への刺激が遮断され、発汗を一時的に抑えることができます。

通常は塗る麻酔をして行われるため痛みの負担なく、治療自体も10~15分程度と短時間で終了します。

 

 

②ボトックスの効果と持続期間

ボトックス注射の効果は、施術後数日から1週間程度で現れます。

発汗量が大幅に減少し、衣服の汗染みやにおいの悩みが軽減されることが期待できます。

ただし、ボトックスの効果は永続的ではなく、通常4か月から6か月程度で徐々に効果が薄れていきます。

そのため、効果を持続させるには年2回程度の施術を継続することが推奨されています。

即効性と比較的手軽な点から、短期的な脇汗対策として選ばれることが多い治療法です。

 
 

③ボトックスのメリットとデメリット

ボトックス注射のメリットは、短時間で施術が完了し、日常生活に支障が出にくい点です。

また、切開や縫合を伴わないため、施術後の傷跡やダウンタイムもほとんどありません。

さらに、費用もミラドライなどの機器治療に比べると比較的リーズナブルです。

一方でデメリットは、効果が一時的であり、定期的な施術が必要となることです。

また、繰り返し注射することで、ごく稀に抗体ができて効果が弱くなるケースも報告されています。

 
 

④ボトックスが向いている人・向いていない人

ボトックス注射は、比較的軽度から中等度の脇汗に悩む方に適しています。

「すぐに効果を実感したい」「大きな手術は避けたい」という方には特におすすめです。

一方で、長期的な脇汗ケアを希望する方や、重度の原発性腋窩多汗症の方には、効果の持続期間を考慮するとミラドライや外科的治療が適している場合もあります。

治療選択にあたっては、医師との十分な相談が重要となります。

※あらおクリニックでは腋臭症の外科手術は行っておりません。
 
 


 

脇汗ケアにおける保険治療と自由診療の違い

脇汗ケアにおける保険治療と自由診療の違いについて解説します。

 

 

それでは順番に確認していきましょう。

 

①保険適用できる脇汗治療とは

脇汗治療において、保険が適用されるケースは限られています。

主に「原発性腋窩多汗症」と診断された場合に、当院の保険治療では外用薬の処方を行います。

 
 

②保険適用の条件と注意点

保険適用を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

まず、医師による正式な診断が必要であり、問診や診察を通じて「原発性腋窩多汗症」の基準を満たしていると判断される必要があります。

保険診療でも自由診療でも診察の際は制汗剤やクリーム、香水など香料の入ったものを塗らずにお越しください。

さらに、保険適用となる治療は、自由診療に比べて施術内容や対応できる範囲が制限される場合があることも注意が必要です。

 
 

③自由診療との具体的な違い

自由診療では、医師と患者の合意のもとで、より柔軟かつ幅広い治療が可能となります。

たとえば、使用するボトックスの量や施術方法、範囲を自由に設定できるため、より効果的なケアが期待できます。

また、ミラドライ治療は自由診療扱いとなり、保険適用外ですが、その分高い効果や長期的なメリットが得られることがあります。

自由診療は自己負担額が全額となるため、治療費は高額になりますが、選択肢の幅が広いのが特徴です。

自分の症状や希望に合わせて、適切な治療法を選ぶことが重要です。

 
 

④保険治療が向いている人・自由診療が向いている人

保険治療が向いているのは、医師の診断で原発性腋窩多汗症と診断された方で、費用負担を抑えながら治療を受けたい方です。

一方で、より高い効果を求める方、汗やにおいの悩みを長期的に解消したい方には、自由診療によるミラドライや追加のボトックス施術が適しています。

症状の程度やライフスタイル、費用感を総合的に考慮して最適な治療を選ぶことが大切です。

 
 


 

ミラドライとボトックスの違いを徹底比較

ミラドライとボトックスの違いについて、さまざまな観点から徹底比較していきます。

 

 

それでは順に解説していきます。

 

①効果の持続性の違い

ミラドライは、汗腺自体をマイクロ波で破壊する治療法です。

そのため、一度施術を行えば、汗腺が再生しない限り、効果は半永久的に持続するとされています。

一方、ボトックス注射は、神経伝達を一時的にブロックすることで発汗を抑える仕組みです。

このため、効果の持続期間は通常4か月から6か月程度とされ、定期的な施術が必要になります。

長期的な脇汗抑制を求める場合は、ミラドライが有力な選択肢となるでしょう。

 
 

②価格・コスパの違い

ミラドライは自由診療のため初期費用が高額ですが、効果が長く続くため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。

一方、ボトックス注射は1回あたりの費用は比較的安価ですが、半年ごとに繰り返す必要があるため、年単位で見ると総費用がかさむ可能性があります。

費用感を重視する場合は、自分がどのくらいの期間、治療効果を求めるかを考えることが重要です。

また、ボトックスには保険適用が可能な場合があるため、条件に当てはまれば大幅な負担軽減が期待できます。

 
 

③ダウンタイム・リスクの違い

ミラドライは切開を伴わないとはいえ、施術後に腫れや内出血、感覚の鈍さなどが生じることがあります。

これらの副作用は通常一時的なものですが、完全に回復するまでに数週間を要することもあります。

ボトックス注射は注射による軽い痛みや内出血が生じる場合があるものの、基本的にはダウンタイムは非常に短いです。

施術直後から通常の生活に戻ることができるため、スケジュールがタイトな方には向いています。

ダウンタイムの長さを重視するか、効果の持続性を重視するかによって選択肢が変わってきます。

 
 

④どちらを選ぶべきかの判断基準

脇汗ケアにおいて、どちらの治療を選択するかは、症状の程度や希望する効果の持続期間、予算、ライフスタイルに応じて異なります。

短期的な効果を手軽に得たい場合や、初めて脇汗治療を試す方にはボトックス注射が適しています。

一方で、長期間にわたる効果を求める場合や、何度も通院する手間を避けたい方にはミラドライがおすすめです。

また、保険適用の有無や自由診療による選択肢の幅も重要な判断材料となります。

最終的には、医師とのカウンセリングで自分に最適な治療法を選択することが大切です。

 
 

比較項目 ミラドライ ボトックス注射
効果の持続性 半永久的(基本的に1回で完了) 約4~6か月(定期的に施術が必要)
施術時間 片側30〜40分程度 15〜20分程度
ダウンタイム 腫れ・内出血あり(数日〜数週間) ほぼなし(軽い点状出血程度)
施術費用 両脇1回 385,000円 80単位 60,500円
おすすめの人 長期効果を求める方 短期間で手軽に改善したい方

 
 

このように、ミラドライとボトックス注射は、それぞれ特性が異なります。

汗の季節になる前に、お気軽にご相談ください。

 
 


 

脇汗ケアは医療機関で!ミラドライ&脇ボトックス脇汗ケアキャンペーン(~6/30まで)

6/30日まで、ミラドライと脇ボトックスのキャンペーンを行っております。 
 
ミラドライ10%OFF
 
両脇ボトックス20%OFF
 

キャンペーン適用には事前の診察が必要となるため、お早めに問い合わせ下さい。

施術内容や条件については、必ずカウンセリング時にご確認ください。

 
 


 
 

●LINEにてご予約の際は下記を明記の上送信してください●
・お名前
・診察券番号
・希望日時
・相談内容(診察、施術など)
 
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ミラドライ(¥385,000/両脇1回)
リスク・副作用: 施術部位の内出血、痛み、腫れ、脇の違和感、腕や指先の不快感やしびれ、治療部位の硬化が生じる可能性がありますが、数週間で治まります。一時的に腕の筋肉および指の力の減少が生じる場合がありますが、数ヶ月で改善します。治療により腋窩部の減毛の可能性があります。代償性発汗が起きることがあります。治療により、火傷、赤みや水疱、かさぶたを生じた場合は必要な治療を行いますので、当院の指示に従ってください。予想以上に効果の実感が得られない、または修正効果が弱いことがあります。
腋窩部位の外科手術の既往がある方、体内に埋め込み型の電子機器を使用している場合、麻酔薬にアレルギーのある方、妊娠中及びその可能性がある方、治療部位に傷跡や化膿・感染症の皮膚疾患がある方は施術を受けられません。
 
治療法で用いられる医療機器は国内においては薬機法上の承認を受けていません。
治療に用いる医療機器は当院の医師の判断の元、個人輸入の続きをおこなったものです。
個人輸入において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。
米国FDA承認済み
 
 
脇ボトックス(¥60,500/80単位)
リスク・副作用: 注入部位のかゆみ、圧痛を伴う炎症反応(赤み、むくみ、紅斑)などが起きる可能性があります。これらは通常は一過性のものですが、1週間ほど継続することがあります。注射針によって内出血が起きることがあります。注入後の経過が経った後、まれにアレルギー症状が起きることがあります。
長時間の入浴、飲酒、激しい運動などは血流の増加により内出血が悪化する可能性があるので翌日までなるべく控えてください。治療部位をもんだり、マッサージをすることは2週間はお避け下さい。
妊娠中及びその可能性がある方、治療部位に傷跡や化膿・感染症の皮膚疾患がある方は施術を受けられません。

当院では厚生労働省より承認された製剤のほかにも、適用外使用(承認された部位以外へ注入を行うこと)または国内承認外の薬剤を使用することがあります(主に韓国製・MFDS(旧KFDA)認可品)。
一部治療法で用いられる医薬品は国内においては薬機法上の承認を受けていません。
治療に用いる医薬品は当院の医師の判断の元、個人輸入の続きをおこなったものです。
個人輸入において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。
韓国製・MFDS(旧KFDA)認可