【コラム】冬の肌乾燥―かさかさ・かゆみ・赤み【皮膚科】 | 横浜市青葉区の美容皮膚科・形成外科あらおクリニック

2022.11.16

こんにちは、副院長の大橋です。 
あらおクリニックで皮膚科の診療を担当しています。 
 
 
今回は冬に起こりやすい、乾燥からくる肌トラブルについてのお話です。 
 

乾皮症

 
 
 
加齢などにより皮膚が乾燥した状態を乾皮症といいます。 
加齢以外にも入浴時にからだを洗いすぎたり、頻回にシャワーを浴びたりすることによってもおこります。 
 
特にこの冬の時期は11月頃~4月にかけて乾燥しやすい傾向にあり、乾皮症は1月・2月にはピークを迎えます。 
乾皮症では皮膚のバリア機能が低下している為、容易に炎症を起こし、 
皮脂欠乏性湿疹となり、乾燥・赤み・痒みなどを伴います。  
 
 
 

▶乾皮症の治療

 
これらの症状は下腿伸側や上背部に起こりやすく、ヘパリン類似物質クリームなどの保湿剤で乾燥を防ぐことが最も重要です。 
赤く、痒みなどの湿疹を伴う場合は副腎皮質ステロイド外用薬の併用が有効です。 
痒みが著しく眠れないなど生活に支障がある場合は、抗ヒスタミン薬の内服も有効です。  
 

▶生活上で気をつけたいこと

 
・必要以上にゴシゴシとからだを洗わない 
・浴槽にある程度つかって皮膚を保湿し入浴後はただちに保湿する 
・室内の乾燥を防ぐため加湿器を使用する 

 
皮膚の保湿と、バリア機能を低下させない工夫が重要です。 
 
寒く、乾燥する季節になってまいりますので、乾燥による痒みなどありましたら是非当院へお越しください。  
 

 

 
副院長 大橋洋之(皮膚科)日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 
診療日 月・火・水・金・土(午前のみ)